アート & カルチャー 高句麗鍛冶屋村(コグリョデジャンカンマウル)– 文化/歴史

作成者신철희日付10/18/2019

ソウル東部の峨嵯山(アチャサン)のふもとに位置する高句麗鍛冶屋村は、

高句麗鍛冶屋村(コグリョデジャンカンマウル)– 文化/歴史

朝鮮時代よりも遥か昔、高句麗の歴史に出会う- 九里(クリ)高句麗鍛冶屋村

ソウル東部の峨嵯山(アチャサン)のふもとに位置する高句麗鍛冶屋村は、京畿道(キョンギド)九里(クリ)市が運営する公立博物館だ。峨嵯山で発見された簡易鍛冶屋を基に、高句麗時代の家屋や小物を再現し、「太王四神記(2007)」「安市城(2018)」など多くのドラマや映画のロケ地として利用されている。鉄器文化により韓国で広大な領土を拡大し、繁栄した高句麗の歴史と文化を感じることができる遺跡テーマパークだ。



鉄器文化で栄えた国家、高句麗(コグリョ)を知っていますか?

韓国の歴史ドラマ好きな方ならよく知っているかもしれない高句麗時代。世界史が苦手な私は、高句麗という名前を聞いたことはあってもピンとこず、百済、新羅とともに三国時代を築いた国というほどの知識しかなかった。また韓国の遺跡と言えば、世界遺産の景福宮(キョンボックン)など色鮮やかな王宮のイメージがあったが、それは朝鮮時代のものである。高句麗は、朝鮮時代よりもずっと昔の紀元前1世紀から668年まで栄えた国家だ。高句麗鍛冶屋村に初めて足を踏み入れた時、古びた木造の建物が立ち並んだ様子が印象深かったが、昔の韓国はこのような姿だったんだなと思いを馳せた。少しの予備知識があれば、より奥深く高句麗鍛冶屋村を楽しむことができるだろう。



外国人観光客もまだ知らない魅力的な穴場スポット

高句麗鍛冶屋村を訪問したのが平日の午前中だからか、ほぼ貸し切り状態だった。日本で一世を風靡したぺ・ヨンジュン主演のドラマ「太王四神記」の撮影地として有名であるので、放映直後こそファンで賑わったであろうが、ドラマファン以外の外国人観光客にはまだメジャーな観光地ではなさそうだ。そのうち韓国人のご婦人方が来たが、終始静かで趣がある雰囲気だった。景福宮のような鮮やかな色彩ではないけれども、大きな水車のある鍛冶屋の迫力や、1つ1つ異なる格子の模様など、高句麗時代の壁画を基に想像を重ねて創られた世界は、なかなか見ごたえがあった。野外には、「太王四神記」で主人公の広開土王を演じたぺ・ヨンジュンの像や、中国吉林省にある広開土王碑の複製碑が展示されており、遺跡展示館には、出土された土器や鉄器、子どもたちも楽しむことのできるパズルなどが展示されていた。
また、野外学習場では伝承遊びや、弓道体験ができる空間もあり、週末には高句麗の歴史や文化を学ぶことができる様々なプログラムも開催されているという。




歴史好きじゃなくても!最高のSNS映え

また、高句麗鍛冶屋村には、絵になるフォトスポットがたくさんあるので紹介したい。会議室として作られた「コムルチョン」の吹き抜けの広場、「鍛冶屋」の直径7mの水車の前や、「ヨン・ホゲの家」で格子を背景にシルエットを写せば、芸術的な一枚が撮れるだろう。高句麗時代にタイムスリップしたような、韓国の歴史ドラマの世界に足を踏み入れたような、不思議な写真を撮れること間違いなしである。高句麗鍛冶屋村は、歴史好きじゃない人にも、ぜひオススメしたい場所だ。





Have to do

交通
地下鉄1号線ソウル駅
→地下鉄5号線鐘路3街(チョンノサムガ)駅で乗り換え
→​地下鉄5号線 クァンナル駅下車
→3番出口からタクシー5分。(所要時間約50分)

住所 : 京畿道九里市峨川洞316-47(京畿道 九里市 牛尾内キル 41 )

利用時間
09:00~18:00(平日)
09:00~19:00(土日祝日)
※冬季(11月~2月)は09:00~17:00
※年中無休(閉館1時間前まで入場可能)

利用時間 : 無料

付帯施設 : 解説(韓国語)10時/13時/14時半/15時半(1日4回/所要時間1時間)
※毎週月曜休み

訪問時期: 一年中楽しめるが、花が咲く春がオススメ。

訪問メンバー: 家族連れ。カップル。1人旅。

周辺観光地:: トルタリコプチャン通り
九里伝統市場近くに位置するコプチャン(ホルモン)通りは1998年から徐々に形成され、今では九里市の新しい名物として脚光を浴びている。リーズナブルな値段で伝統的な味を味わえるとともに、現代的で気楽な雰囲気のため、ファミリー層にだけでなく10代から中高年層 に至るまで幅広く愛されている。

位置 : 京畿道九里市水沢洞