癒しスポット 京畿道ブックステイ旅のコース - 安城編

作成者管理者日付11/29/2018

小福で幸せな思い出を、安城日帰り旅行


涼しい秋風が外へ誘います。綿あめのようにモクモクと柔らかい雲とまぶしい青空がどこかへ旅に出るよう、心にささやきます。
「危なくなく、気楽で、問題のない城郭」だということで名づけられた安城
(アンソン)への日帰り旅行は、小福だけど、
幸せな秋の思い出
づくりにぴったりです。ヨーロッパ風のエキゾチックな雰囲気の住宅と美しい自然が調和するブックステイ空間と、童心に帰る文化体や気品に満ちた、奥ゆかしい伝統的な鍮製器と百年ソルロンタンの深い味わいを求めて、秋の旅に出発!


 

 

Travel Schedule

ブックステイ空間→627m、徒10ノリグル文化村→6.25km、車で15
アニルオク→4.71km、車で15 安城マッチュム博物館 

 

 

秋の日、本と共に過ごす旅、ブックステイ空間



今年の秋のトレンドの一つは本を読みながら、一晩過ごす「ブックステイ」です。全国的に本と憩いをコンセプトとする宿泊施設が人気を集まり、個性的なブックステイが多数できました。古い本屋や宿泊施設をリニューアルし、ブックステイに作り替えたり、ペンションの中に小さな本屋を設け、本好きに憩いの空間を提供しているのです。

安城・韓国ラニングリゾト内のブックステイ空間はヨーロッパ風の田園住宅が村に建っていて、エキゾチックな建物の外観と優れた周辺の景色を見ていると、おのずと歓声が漏れます。ブックステイ空間はシェアハウスの形をしています。利用者たちは、リビング、キッチン、バスルームを共同で使用します。リビングにある本棚には、小説、自己啓発本、漫画など、様々な種類の本がぎっしり並んでいます。小さなテーブルに座って、好きな本を選んで読書に耽ることもおすすめです。好きな本をもって2階のバルコニーに出ることも、部屋のふかふかのベッドで横になって読んでも構わないといいます。山の麓にある長閑な住宅街だけあって、騒音や埃に悩まされることもありません。本のページをめくり、するっと眠る時間もなんとも言えないひと時です。忙しい仕事はすべて忘れ、ブックステイ空間で余裕を満喫すれば、きっと心身共に癒されます。

 

住所 京畿道安城市蓋面ソンゴンギル21

 お問い合わせ 010-3337-9038

業時間 チェックイン13:00、チェックアウト10:00

利用料金 バオバブの木13万ウォン、ライムオレンジの木10万ウォン、エニシダの木7万ウォン

ムペ無し


  

世界に一つだけの思い出を、ノリグル文化村



ノリグル文化村は飛鳳山(ピボンサン)の稜線にある緑の自然に包まれた文化・芸術村です。ノリグルは韓国の固有語で広い谷間、つまり飛鳳山の麓の広い場所という意味。約33580(10万坪余り)の広い敷地に美術館と屋外公演場、修院、少年修院、体験工房とキャンプ場など、自然の中に整えられた複合文化施設です。窮屈な都心から離れるために遠くまで行かなくても、豊かな自然に触れることができるという点がノリグル文化村の特徴です。森の中に、木造りのペンションが自然に溶け込んでいて、一泊だけでも心の癒しになります。鬱蒼と茂る森が色とりどりに彩らせる秋は特に美しい時期です。入口から歩いていると、村の随所にある個性豊かな体工房が見えます。

アンソンマッチュム(ぴったり)の都市・安城で手作りの雑貨を作るのは、特別な体験になるでしょう。ノリグル文化村では不器用だと嫌がる人でも、苦手意識を克服することができます。革工房は腕輪から財布、カバンに至るまで、高級革で実用的な小物を作ることができるので、若い女性に特に人気スポットです。金属工房は白銅線やカラーワイヤーで金属ペンダントや額縁を作ることができるので、子供に人気の高い工房です。その他にも、科学教室、陶磁器工房、天然石鹸工芸、香りキャンドル工芸など6つの体験教室が用意されています。体験時間はおおよそ1時間半、予約はホームページで可能です。団体の予約が入った時は、工房体験に制限があるので、必ず予約で確認してから向かいましょう。


 

住所 京畿道安城市蓋面ノリグルギル 100

お問い合わせ +82-31-675-2171

営業時間 09:0018:00、年中無休

験料金 革工房12,0003万ウォン、金工房7,00015,000ウォン

ムペ http://www.neorigul.com

 

 

百年間、ぐつぐつと窯の大鍋で沸騰させてきたソルロンタン、アニルオク



ヨーロッパでは創業100のカフェや創業200年のビールー屋がいくらでもあります。安城にも100年間、変わらぬ味で4代続く食堂があります。その名も、3代目の大鍋でソルロンタンをつくる「アニルオク」です。1920年にオープンしたので、安城だけでなく、京畿道で最も古く、韓国では五番目に古い老舗の食堂です。アニルオク本店は、韓屋の室内と庭を食堂に改造しているので懐かしい雰囲気が漂います。時間の流れが感じられる引き戸のガラス窓、古風な家具があり、そこでソルロンタンを食べていると、田舎のおばあさん家に帰って、おばあさんの手作り料理を食べているような、温かい気持ちになります。

ソルロンタンは韓国人が人生を共にしている、まさにソウルフードだと言えます。香ばしく白いスープに白御飯を入れて一口食べると、お腹と心が満たされます。安城は朝鮮時代の水原、開城とともに3大牛市として名高かった地域で、ウタン(牛肉入りスープ)のメニューが豊富です。牛肉でつくるソルロンタン、コムタン、カルビタン、牛頭肉クッパ、牛の膝蓋骨スープ、牛足スープタンなどがあって、中でも最も大衆的に愛される料理はソルロンタンです。

アニルオクはイ・ソンレばあさんが安城市場で鉄鍋一つで商売を始めましたが、その香ばしいソルロンタンの味で人気を集めました。3代目のキム・ジョンヨル代表は、おばあさんとお母さんのソルロンタンの味を受け継ぎ、その変わらぬ味のために今もぐつぐつ煮ている大鍋を見守っています。ソルロンタンの本来の味を守るために、お母さんの使っていた日常品まで受け継ぐほどの気持ちで仕事に臨んでいるそうです。

親の手に引かれてきていた子供の客が20代、30代になってもアニルオクを訪れます。オーナーだけが代々受け継ぐのではなく、客も代々受け継ぎ、安城の百年ソルロンタンを支えるその姿は、見ているだけで温かい気持ちになります。
 

住所 京畿道安城市チュンアンロ411ボンギル20

お問い合わせ +82-31-675-2486

業時間 08:00-22:00、お正月・秋夕当日は定休日

メニュ ソルロンタン8,000ウォン、アンソンマッチュム・ウタン19,000ウォン、ゆで肉の盛り合わせ35,000ウォン

ムペ 無し


真鍮製器が上品に輝く、安城マッチュム博物館


 

安城マッチュム博物館は中央大学校・安城キャンパスの中に位置します。1階で是非見るべき場所は鍮製器展示室です。鍮製器の歴史と制作過程、制作法、鍮製器の種類、祭器、食器、巫女による祭礼用品、仏教用品など、様々な鍮製の生活用品が展示されています。もっと広く理解してもらいたいということで映像や鍮製の楽器の音など、五感を通じて鑑賞できる体も可能です。このほかにも企画展示室、常設体験場があります。

2階には安城の農業歴史室、郷土史料室、セミナールームなどがあり、企展示室では安城の歴史と文化を理解することのできる様々な企画展が開催されます。安城の人々の生涯にわたって行われる儀礼、安城の隠された宝物、安城の職人魂、文様に染まる、七賢山(チルヒョンサン)・七長寺(チルジャンサ)、人間の願いなど、テーマも多彩です。

真鍮製器は安城を代表する特産品です。朝鮮時代の中頃以降、安城では真鍮製器の名匠が多く、全国的にその名が広まりました。安城では二種類の真鍮製器が生産されていたという記録が残っています。庶民が使うチャンネギと、両班や官庁から注文を受けて制作するモチュム(マッチュム)。安城の鍮製器はとくに、ソウルの両班家の器として愛されました。安城の鍮製器は、制作の技法が精巧で、繊細だったため、両班の厳しい嗜好に合わせることはもちろん、優れた合金技術が持ち合わせていたため、頑丈さまで備えることができました。これにより「アンソンマッチュム真鍮製器」という言葉が生まれたのです。思った通りに仕上がった物という意味「アンソンマッチュム」という言葉は、「京畿道・安城に真鍮製器を注文して作られたもののようにぴったり」という意味から由来したのです。安城マッチュム博物館を観覧した後は、安城の真鍮製器のように、アンソンマッチュムという言葉の意味が以前より品が高くて奥ゆかしいものに感じられます。

  

住所 京畿道安城市大面ソドンデロ4726-15

お問い合わせ +82-31-676-4352

業時間 09:00-18:00、月曜日、11日、お正月・秋夕当日は定休日 

利用料金 無料
ムペ https://www.anseong.go.kr/tourPortal/museum/main.do 

 

 


1. ブックステイ空間は数家族が貸し切りで使うか、ゲストハウスのように多くの人が個別で予約することも可能です。運が良ければ数人で貸し切り状態で使うこともあるでしょう。その幸運に恵まれるためには、予約を一所懸命チェックしましょう。

 

2. ノリグル文化村は週末に団体の研修で多く訪れる場所です。個人が訪れるのは、平日がおすすめです。多様な文化体験を静かに楽しむことができ、そして何より静けさに包まれた森の道を歩く小福な喜びを満喫することができます。

 


[高速バス] ソウル-安城、東ソウル総合タミナルから高速バスが一日14回運航(07:0020:40)、約1時間40分。
安城総合バスタ
ミナルから蓋農協停留所まで徒(15)で移動し、15番バスを利用。
オムマ牧場停留所にて下車
(15)。ブックステイ空間まで約1km
お問い合わせ:東ソウル総合タミナル 1688-5979

 

[自動車] 京釜高速道路嶺東(ヨンドン)高速道路カジェウォル十字路ウォンサム十字路
ノリグル文化村方面へ右折した後、左折安城ラーニングリゾートブックステイ空間

 

 

 

 

・写真:ミン・ヘギョン(トラベルライター)