おすすめコース
韓国の味から世界の味へ、水原王カルビ大好き!水原カルビ
水原(スウォン)カルビは、ユネスコ世界遺産に登録された水原華城と共に、世界の人々に愛される水原の郷土料理です。昔も今も、質の良いカルビとあっさりした塩ダレで誰でも熱狂する最高のカルビを焼きます。60余年の濃厚な味と真心が染み込んだ水原カルビは、やはり水原で食べてこそ真の味が分かります。歳月が流れても変わらず手頃な価格と風味いっぱいの水原カルビに、カルビの聖地・水原で出会います。
公共交通機関で移動する
4号線・明洞駅⇨水原駅(約)1時間10分)
地下鉄4号線・明洞駅乗車後、衿井(クムジョン)駅で1号線に乗り換え(約47分|19駅)
地下鉄1号線・衿井駅乗車後、水原駅で下車(約23分|6駅)
*費用:片道1,950ウォン
グルメpoint 1. 富裕層の街・水原で食べた王カルビ、昔ながらの味を守る
水原王カルビは、王が食べたカルビなので王カルビだという説と、カルビが大きいため王カルビと呼ばれたという2つの説があります。どれが正しいかに関係なく、大振りでがっちりした王カルビがうれしいだけです。水原カルビ初のお店と呼ばれる「花春屋(ファチュノク)」がオープンしたのは、解放直後の1945年です。1960年代に水原カルビが名声を得ると、1970年代に入って水原カルビ食堂が登場し、栄洞(ヨンドン)市場にカルビ通りが誕生しました。水原は朝鮮時代から大きな市場が立ち、南から上京する通り道だったため、金持ちの商人が多く住む事になり、商業が発達していました。この頃からカルビは富の象徴であり、最高の外食メニューとして愛されました。水原カルビの元祖だったカルビは17cmにもなるほど大きく、王カルビと呼ばれました。タレも塩とごま油、ニンニクなどで味付けをしてさっぱりした味が絶品です。花春屋は1980年代に廃業したが再オープンし、その間、水原カルビの伝統を守り続けた「カボジョン」、「サンブジャ」、「本水原カルビ」などの大型お店も現在営業中です。水原カルビは1985年に水原市固有の郷土料理に指定されました。
グルメpoint
2.塩と天然ダレのカルビ、すっきりさっぱり
昔も今もカルビの炭火焼きは、外食メニューにおいて不動の位置を誇ります。カルビを食べに水原に行こうという言葉ができるほど、水原カルビは特別です。王カルビというニックネームのように、他の地域のカルビよりも大きめで肉厚のカルビがおいしそうです。カルビを手入れする過程も、水原カルビだけの伝統的な方法で切れ目を入れ、味がよく染み込むようにします。塩、ごま油、ニンニクなどを入れてまんべんなくもみこんだカルビは、熟成後によくのばしてグリルに乗せ、ほのかな炭火で焼きます。味付けカルビのすっきりとした味わいは、塩で寝かせる伝統的な方法です。醤油で味付けした肉は、体積が増えても焼くと減る一方、水原カルビはサイズに変化がなく、柔らかくて食べやすいです。水原カルビは、他の地域のカルビよりも安くてボリューム満点なのでお腹いっぱいカルビが食べたい時には水原へ行ってみましょう。
グルメpoint 3.カルビに負けない美味しい料理とカルビタンに惚れる
水原カルビは、良い材料と伝統に対する自負心から変わらない味を出します。水原カルビの味付けカルビは、塩と天然ダレのみを使用し、さっぱりすっきりしています。新鮮な生カルビは、肉食係の人が選択する基本メニューです。水原を訪れる外国人にも人気の味付けカルビは、ご飯や冷麺ともよく合う。カルビを人数分注文すると、テーブルの上いっぱいに出されるローカルなおかずの数々が食卓をより一層豊かにさせます。ワタリガニの和え物、旬のナムル、ピンデトク、チャプチェ、サラダ、キムチなどカルビとよく合う食べ物がいっぱいです。カルビが有名なため、ランチメニューには、あたたかいカルビタンが人気です。カルビタンに入るカルビも大振りで、肉もいっぱい入っているので、一食の食事で栄養満点です。香ばしくて甘いスープを飲んだら、あばら骨についているもっちりした肉を食べます。その味は、炭火で焼いて食べるカルビぐらいにおいしいです。
グルメTIP(水原カルビをおいしく楽しむ方法)
カルビは、炭火でおいしく焼いて食べ、数切れ残しておきましょう。テンジャンチゲを注文すると、ぐつぐつ煮込んだテンジャンチゲの中に分厚い骨が見えます。骨についた肉から、香ばしくておいしいスープが出てくるからです。テンジャンチゲを飯に入れて混ぜ、カルビを1切れ乗せて食べると、テンジャンチゲのコクが倍増します。カルビには冷麺も欠かせません。さっぱりした水冷麺やスパイシーな混ぜ冷麺にも、残しておいたカルビを数切れ乗せて食べると最高です。
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連携コース
京畿道文化の殿堂 - 羅恵錫通りグルメ文化村(ディナー) - 水原チキン通り(お酒)
①京畿道文化の殿堂
文化公演、コンサート、展示などが行われ、文化教育も行われる水原市の代表的な文化空間です。
- 住所:京畿道水原市八達区ヒョウォンロ307ボンギル20
- 電話番号:+82-31-230-3200
- 利用時間:9時~18時
- 定休日:年中無休
- 利用料金:公演・展示によって異なる
- ホームページ:www.ggac.or.kr
②羅恵錫通りグルメ文化村
近代初の女流洋画家の羅恵錫(ナ・ヘソク)を記念するために造成された通りで、主に飲食店が密集している水原の代表的なグルメエリアです。
- 住所:水原市八達区仁渓洞1140一帯
③水原チキン通り
水原カルビと共に、代表料理として定着したチキン店が集まっている通り。10店余りのチキン専門店でそれぞれの味を出すのが特徴です。
- 住所:京畿道水原市八達区チョンジョロ800ボンギル一帯
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連携コース交通
水原駅→京畿道文化の殿堂
盆唐線・水原駅で乗車後、水原市庁(スウォンシチョン)駅10番出口(約11分|2駅)
京畿道文化の殿堂まで徒歩(約12分|796m)
京畿道文化の殿堂→羅恵錫通りグルメ文化村
羅恵錫通りグルメ文化村まで徒歩(約5分|約362m)
羅恵錫通りグルメ文化村→水原ローストチキン通り
スウォンシチョン駅10番出口、国民年金公団・京仁日報(03100)まで徒歩(約1分|約65m)
61番バスに乗車、八達門(03056)で下車(約18分|10停留所)
水原ローストチキン通りまで徒歩(約5分|約357m)
*費用:片道1,250ウォン