おすすめコース
所要時間: 8時間 / 予想費用: 7万ウォン / おすすめ時期: 四季旅行
おすすめコース: 松湫カマコル本館-ヘセエ庭園-楊州市立張旭鎮美術館-青岩民俗博物館-カナアートパーク-振興館-松岩スペースセンター
[コースイントロ]
訊かれるたびに回答に困る質問がある。それは「趣味は何ですか?]という質問だ。
映画鑑賞や読書はありきたりすぎて嫌だけど、かといって特別な関心事があるわけでもない私…。
この際、何か趣味を作ろうと思ったとき、この間見た「流星群」のニュースを思い出した。そうだ、ありきたりでもなく、
学ぶ楽しみがある趣味、天体観測にしよう!
[松岩スペースセンター]
天文台は、何となく敷居が高いような感じがして、少し緊張しながら松岩(ソンアム)スペースセンターを訪問した。
しかし、入口でガイドの方が親切に迎えてくださって、すぐに心が楽になった。入口から入って最初にあるスペースセンタービルでは、
簡単な展示とプラネタリウムという宇宙映像を見ることができた。実物と見紛うほどリアルで、鮮明だった。
星は暗いほど鮮明に見えるため、センターと周辺を少し見て回りながら夜になるのを待ち、いよいよケーブルカーに乗って天文台に向かう。
天文台では、すでに10種類以上の望遠鏡がセッティングされていて、知識のない私にも理解しやすかった。
映像で見た星を天文台で実際に見ると、何だか不思議な感じがした。
何の制約もなしに利用することができるこんな天文台があったなんて、
知っていたらとっくに趣味にしていたのに、と思う。でも今からでも遅くない。今日から私の趣味は天体観測!
体験のポイント
一人でも観測できる、常設天文台のような所で、好きなだけ星を見ることができる。ただし、ケーブルカーは1回の往復のみ
利用可能なので、天文台とセンターを行き来しながら星を見ることはできないので注意。
基本情報
利用時間:11:00 ~ 21:30(土曜日 / 祝日のみ運営、チケット販売は19:30まで)
利用料金:スター利用券 大人32,000ウォン(天文台+ケーブルカー往復1回+プラネタリウム観覧1回) /
天文台利用券 大人25,000ウォン(天文台+ケーブルカー往復1回)
観覧時間:約2~3時間(プラネタリウム観覧40分を含む)
住所:楊州市長興面クォンユルロ185ボンギル103
ホームページ: http://www.starsvalley.com
電話番号: +82-31-894-6000
注意事項: 当日の気象、団体観覧などにより観覧に変動が生じることがあるので、事前確認が必要
[青岩民俗博物館]
昔ながらの観光地のような外観の青岩(チョンアム)民俗博物館。ありふれた内容だろうと思って、あまり期待はしなかったが、
今は強くおすすめしたいところだ。最初の入場から尋常ではなかったが、古いバスの標識を過ぎて中に入ると、左右に喫茶店と
列車カフェ、雑貨店が軒を連ねている。再現されたものではあるが、その当時の小物がそのまま使われていて、リアルさが感じられる。
もう少し奥に入ってみると、今は買いたくても手に入らなさそうなものばかりを集めた展示館がある。昔私が使用していた
「マイマイ(ウォークマン)」もあり、さらに古い農機具や「電蓄」も鎮座している。こんなものをどうやって集めたのか、初めはただ
楽しんで見ていたが、だんだん尊敬の念がわいてきた。展示場から出ると、さっきのように再現された店が立ち並んでいる。
オルガン教室、不動産屋、レコード屋など、見ているだけで楽しい。本当に、ここを作った人はすごいと思った。オルガン教室では、
下手ながらに一生懸命ペダルを踏みながらオルガンを弾いて見た。
それほど遠くない、共感できる思い出を回想することができて本当に良かった。
体験のポイント
整然とはしていないが、逆に昔の路地裏を歩くような楽しさが感じられる。隅々の路地裏を歩き回ったように、隠れた場所を探してみよう。
写真館、油屋、タイプ教室など、予期せぬところで面白いものが登場する。
基本情報
観覧時間:10:00 ~ 18:00 / 年中無休
利用料金: 大人5,000ウォン、子供3,000ウォン
観覧時間:約1時間
住所:楊州市長興面クォンユルロ83-5
電話番号: +82-31-855-5100
ホームページ: www.cheong-am.kr
[楊州市立張旭鎮美術館]
高く白い壁が印象的な張旭鎮(チャン・ウクチン)美術館。BBCが選定した「2014 偉大なる8大新設美術館」、「金壽根(キ厶・スグン)建築賞」などを
受賞するほど、建築学的な美しさを誇る建物である。建築の知識がない私が見ても美しいと思う建物で、芝生や丘との調和が
より一層美しさを際立たせているのかもしれない。美術館の周辺を見回すと、興味深い彫刻が多い。
「体験」をモチーフにして作られたためか、難解すぎず良かった。鴨の形の蛇口が見えたので、「やっぱり彫刻公園だけあって、
水道も個性的なんだな」と思ったら、蛇口が動かない。これも彫刻だった。少し恥ずかしかったけれど、このようにユーモラスで楽しく
観覧客に体験させるのが、この彫刻公園の特徴のようだった。おかげで、久し振りに楽しく美術鑑賞することができた。
体験のポイント
ここの彫刻品は、静かに見つめるだけでなく、見て、触って、感じながら観覧することができるため、少し勇気を出して作品に近づいてみよう。
いつもより気軽にアートに触れることができる良い機会だ。
基本情報
観覧時間:0:00 ~ 18:00 / 毎週月曜および名節連休は休館
利用料金: 大人5,000ウォン、軍人 / 青少年 / 小人1,000ウォン、幼児 / 高齢者無料
観覧時間:約1時間
住所:楊州市長興面クォンユルロ193
電話番号: +82-31-8082-4245
ホームページ: http: / / changucchin.yangju.go.kr /
注意事項: 観覧終了1時間前まで発券(入場)可能
[松湫カマコル本館]
朝早く訪れたにも関わらず、従業員の方々が笑顔で迎えてくれた。楊州(ヤンジュ)で最も有名な店というだけあって、
内部もきれいで朝から気持ちが良い。メニューはカルビタンを注文。早い時間でも店には客が入っていて、素敵な予感がする。
1981年にテーブル4つで始め、今のように大きくなったというから、やはりそれなりの理由があるのだろう。
いよいよ運ばれてきたカルビタン。予想以上にカルビの量が多い。骨つきカルビが1~2個入っている程度かと思ったら、
土鍋が肉でいっぱいになるほどのボリュームだ。肉だけでお腹いっぱいになりそうだったけど、スープにご飯まで入れて完食!
気持ち良く食べ、笑顔で店員さんに見送られる気分は最高だった。
基本情報
営業時間: 9:00 ~ 22:00 / 年中無休
おすすめ1人メニュー:カルビタン(11,000ウォン)
住所: 楊州市長興面ホグクロ525
電話番号: +82-31-826-3311
[ヘセエ庭園]
最近出来たカフェかと思ったら、1972年開業の松湫(ソンチュ)農園をリフォームしたらしい。内部には広々とした庭園とカフェ、
レストランがあって、かつて農園が営まれていたためか、木々はすべて雄壮でご立派。
自然に育った木を長い時間かけて管理しているだけであって、人為的でも野生的でもない、自然な雰囲気を漂わせている。
風景を感じながら一周すると、庭園の中に不思議な形をしたバブルホテルもあって、映えする写真が撮れそうな牛乳パック形の
造形物もある。庭園からカフェに向かうと、やや特異な建物が見えてくる。真真っ直ぐではなくて長く突き出したような形しているが、
それは先ほどの木を保護するためらしい。感心することしきりだった。「フィバー」というカフェでお茶を飲みながら、自然と建物が織り
成す景観をじっくりと鑑賞してみる。
基本情報
営業時間: 10:30 ~ 21:30 / 名節連休は休業
おすすめ1人メニュー:アメリカーノ5,500ウォン、ティラミス8,000ウォン
住所: 楊州市長興面ホグクロ550ボンギル111
電話番号: +82-31-877-5111
[振興館]
大都市には、老舗と呼ばれる古い名店がある。これは、人口が多く、訪れる常連客が多いためであり、人口の少ない
中小都市に行くほど、老舗は見付けにくくなる。だから、中小都市である楊州で、40年間営業している中華料理専門店があると
聞いた時は半信半疑だった。そのうえ、韓国では出前が中心の中華料理店が40年だなんて、これはただごとではない。
疑念を抱いて訪れた振興館(チヌングァン)。有名なちゃんぽんを注文した。具がたっぷり乗った見た目に疑問を解き、真っ赤な
スープを口にした瞬間その歴史を認めざるを得なかった。牛骨クッパのような濃厚な味と、淡水エビから取ったさっぱりとしたスープは、
ピリ辛味が主流の一般的な韓国式ちゃんぽんとは明らかに異なっていた。さらに、さまざまな魚介類を味わうことができて、
さすが評判にふさわしい名店だった。つるつるという軽快な音を立て、額の汗を吹きながら食べたちゃんぽんは、人生最高の味だった。
基本情報
営業時間: 10:30 ~ 21:00 / 年中無休
おすすめ1人メニュー:ちゃんぽん(7,000ウォン)
住所: 楊州市長興面ホグクロ550ボンギル550
電話番号: +82-31-826-4077
[コースガイド]
1.
適切な時間配分
- 星を見る天文台は夜の時間、公園と展示場は昼の時間を活用
2. 余分のアウターを準備
- 山中に位置する天文台の特性上、夜間観測のためのアウターや防寒用品などを準備
- 土曜日と祝日のみ開館するため、事前の電話確認が必要