コラム

[11月] 小さな街の本屋ものがたり

作成者管理者日付11/19/2018


小さな街の本屋ものがたり


- 個性溢れる本屋との素敵な遭遇 -

- センチメンタルな秋、小さな本屋巡り -

京畿道のオシャレな街の本屋 -

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    いつからか、街中から本屋の数が減り、なかなか本屋を見かけなくなりました。幸いにも最近は、
    独特なテーマの多様な本屋ができて嬉しい限りです。紅葉もピークを迎える晩秋の
    11月。京畿道で個性溢れる
    街の本屋で素敵なひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。

     

     

    #京畿道のおすすめ書店

     

    きらきら輝く30歳の秋「水原ソルン書店」

     

    女性が本棚の前に立って本を読んでいる。

     

    大通りから路地を抜けると閑静な住宅街が現れ、小さな通りの隅には「ソルン(30)書店」が静かに佇んでいます。
    COFFEE BOOK」と書かれた看板がなかったら、そのまま通り過ぎてしまうかもしれません。
    本屋の前に立ってみてはじめて見えるスケッチブックほどの大きさの立看板。立看板には「ソルン
    (30)」という
    文字が書かれていて、
    30歳の頃の自分に思いを馳せる、そんなノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
    店の中に入ると、壁一面を覆いつくす本棚が見えます。
    有名な著者の本もありますが、ほとんどが個人出版の書籍ばかり。

    本棚に「この世の万事はそんなもの」、「今月の男」の本が飾られている。

    「この世の万事はそんなもの」、「今月の男」、「新春文芸落選集」など、下手なデザインの粗い表紙ばかりですが、
    大型書店では見ることのできない宝石のような本ばかりが並んでいます。
    本の表紙に書かれた著者の執筆メモを見ると、どこか温かい気持ちが伝わってきます。
    店の名前のように、
    30歳の青年たちが運営する街の書店兼カフェで、香り高いコーヒーとドーナツを
    食べながら読書が楽しめます。
    心に刻んでおきたい詩や文章を自分のノートに書き込む「読書、筆写の会」や、初めて小説を書く人のための
    「私だけの短編小説
    1編完成、ミニフィクションクラス」など、多彩なクラスが開設されています。
    自分が読んだ本を持って来ると「本屋リレー」コーナーにある本と交換することもできます。


    本棚から本を選んでいる女性とその前のテーブルに女性3人が座って会話をしている。
     

    場所 : 京畿道水原市ヨントンロ174ボンギル79

    ホームページ : instagram.com/30books

    営業時間 : 10:0022:00

    利用料金 : アメリカーノ 3,800ウォン、スアダー(ベトナム練乳コーヒー) 4,000ウォン、
    ホーマードーナツ
    3,700ウォン

     

 

たくさんの物語が詰まった街の本屋「議政府人生書店」

巨大本棚の前に女性が立ち読みをしている。

  

議政府(ウィジョンブ)の新都市民楽洞(ミンラクドン)のアパート群。本好き同士で話し合ったり、
人生に悩む人たちが本を通じて進むべき道へ導いてあげたいという願いから人生書店が誕生したそうです。
この店は、街の書店に相応しく、街の住人が必要とする本を扱うというテーマにしたと言います。 午前中は子供連れの親たちが良く集まるため、自然と童話の絵本などが増えていったそうです。
絵本の次に目につくのが随所に貼られたメモです。
本を読んで心に残った文章や短い書評が、きれいな字で丁寧に記されています。

カフェーのカウンターに女性のスタッフが座っている。

本を選ぶ時にとても役立つだけでなく、心温かい店の主人の気遣いが伝わってきます。
街から書店がどんどん姿を消している今、住宅街の小さな本屋は、その存在自体が貴重だと言えます。
こうした街の小さな本屋は、共有空間として集まりをしたり、お互いの才能を提供しながら地域社会と
疎通する出発点として注目を浴びるようになったからです。
人生書店もまた、街の特別な物語がたくさん詰まっています。
絵本の読み聞かせクラスのお母さんたちが教授を招待して特別講習を開いたり、筆者会の会員たちが
作家を招待してブックコンサートを開いたり。
また、本屋の会員の
1人がワンデークッキンググラスを開いたりと、読書に添えられたコーヒーのような
味わい深い書店が、この人生書店です。


本棚に黄色いメーモが貼っている。
 

場所: 京畿道議政府市ソンヒョンロ82ボンギル85

お問い合わせ: +82-31-852-0410

ホームページ: life-book.blog.me

営業時間: 9:3020:00 (週末 12:0020:00 毎月第4土曜日、祝日定休日)

利用料金: 全飲料メニー 3,000ウォン、ナム会費 月5,000ウォン



絵本と人文学「果川ターシャの本屋」

ターシャの本屋の内部全景。

  

 ターシャの本屋は主に絵本を取り扱っている本屋です。自然を身近にした子供たちのための絵本で知られる
「ターシャ・テューダー」のように、生涯本と隣り合わせで生きていきたいという気持ちから「ターシャの本屋」
と名付けたそうです。店内に入ると、四方を囲む空色の本棚と色とりどりの雑貨が目に飛び込んできます。
中でも予約されている本が旅行かばんの中に入れられているのが印象的です。
旅行に出かける前のワクワク感がそのまま伝わってくるようです。

ターシャの本屋の本棚。

ターシャの本屋は、基本的に本を販売している書店ですが、コーヒーやドリンクを注文すると、
本棚に並べられた絵本や小説を思う存分読むことができます。ま
た、多様な文化体験プログラムが開設されていて、果川
(クァチョン)の複合文化空間として人気を集めています。
多彩な集まりやワークショップの開催を通じて地域のコミュニティの発展にも貢献しています。
子供向けの「絵本づくり」やワニママと一緒の「ワニづくり」など、子供たちの好奇心を刺激する
面白いプログラムも実施されています。
大人向けの各種講座や人文学プログラムも充実しています。小・中学生の子供を持つ親向けの
韓国史、世界史学習クラスや絵本心理学ブックトークショーなども行われています。
11月には「哲学、絵に出会う」をテーマに「ターシャの本屋哲学授業」が行われる予定です。
本屋のある果川や周辺地域に住むお母さんたちには広く知られている人気の本屋です。


ターシャの本屋の外部全景。

場所
: 京畿道果川市ピョルヤンサンガ137シンラ商店街3

お問い合わせ: +82-2-502-5343

ホームページ: blog.naver.com/lacon71

営業時間: 9:0021:00 (週末・祝日 11:0018:00)

利用料金: アメリカーノ 3,900ウォン、カフェラテ 5,000ウォン、
哲学、絵の線
50,000ウォン(口座5回、飲料付)


 


#京畿道の特別な読書空間


 


大きくて美しい本の森「坡州知恵の森」


天井まて届く巨大本棚の前を人たちが通っている。

  

韓国の本のメッカ「坡州(パジュ)出版都市」。本の出版までの全てのプロセスが行われる坡州出版都市の中でも、
独特でユニークな空間、それが「知恵の森」です。
天井まで高く積み上げられた大きな本棚とたくさんの書籍が印象的なこの場所は、入ってきた瞬間、
まるで本の森に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
この場所は大きく、
3つのセクターに分かれていますが、その中でも体表的な場所が第1セクターの
「知恵の森
1」です。

みっしり立ってる巨大本棚の前を女性が通っている。

ここには、学者や知識人、専門家が寄贈した本が置かれています。一般的なカテゴリー別の分類ではなく、
寄贈者別に分類されているため、著名人らが読んだ本や執筆した本に触れ、
本を通じて
1人の人生に共感することができます。
2セクターの「知恵の森2」には、出版社が寄贈した本が並べられています。
ここもまた、出版社別の分類の仕方で、出版の流れや歴史を伺い知ることができます。
3セクターの「知恵の森3」は、ゲストハウス「紙之郷(チジヒャン)」のロビーとの兼用で、出版社、美術館、
博物館から寄贈された本が並んでいます。
24時間オープンのセクターで、真夜中でも自由にゆっくり読書を楽しむことができます。
知恵の森には、ブクソリ本屋や古本屋ポムルソム、カフェやレストンランなど多様な便宜施設も
完備されています。

本棚前のテーブルに座って人たちが読書をしている。
 

場所: 京畿道坡州市フェドンギル145アジア出版文化情報センター

お問い合わせ: +82-31-955-0082

ホームページ: forestofwisdom.or.kr

運営時間: 10:0017:00/ 知恵の森3 24時間営業

利用料金: 無料


 

小奇麗でオシャレな本屋&ブックステイ「楊平サンチェッカヌンコレ」

 

本棚に本がかざられている。

 
美しい秋が彩る龍門山
(ヨンムンサン)へ向かう道。そんな道沿いの静かな住宅街にオシャレで小奇麗な街の本屋
「サンチェッカヌンコレ
(散歩するクジラ)」があります。
小さな扉を開けて中に入ると、そこは本の世界。
おとぎの国で宝物を探すみたいに本棚からお気に入りの本を探して、窓際のテーブルに座りましょう。
本を買うと、香ばしいコーヒーがなんと無料。
SNSに自撮りや店内の写真をアップしたくなるぐらい、オシャレに飾られたインテリア。

本棚の前で女性が立ち読みをしている。

小さな空間を効率的に活用したいろんなアイディアが詰まっていて、見てるだけでも癒されます。
この店は、午後
6時までの書店営業の後、1組だけのために特別なブックステイ空間へと変貌します。
ブックステイルームは書店の一番奥にある部屋で、ダブルベッドや木製のソファー、小さな机と
トイレが完備されています。そのすぐ横には絵本部屋があります。
メゾネットタイプになっているので、屋根裏部屋で読書をしているような気分が味わえます。
子供たちには小さくてきれいな本屋で特別な
1日を過ごす思い出をプレゼントすることができるでしょう。
翌日の朝には
1階のテーブルでパンとサラダ、コーヒー付の朝食が提供されます。

サンチェッカヌンコレの内部全景。

場所: 京畿道楊平郡龍門面ヨンムンサンロ340-20

お問い合わせ: +82-31-771-7863

ホームページ: blog.naver.com/whalestory3

営業時間: 12:0018:00

利用金額: ブックステイ 1 9万ウォン、2 11万ウォン、4人以上 15万ウォン(1泊基準)


 


自然の中で読書を楽しむ「ピョルラン読書キャンプ場」

ピョルラン読書キャンプ場の外部全景。

 

 ピョルラン読書キャンプ場は、自然の中で読書や休息が楽しめる場所です。
この場所は、子供たちが減り廃校となったまま放置されていた小学校を改装して作ったキャンプ場です。
最近オープンした新しいキャンプ場なだけに、きれいで便宜施設も充実しています。
しかし、このキャンプ場が注目を浴びる理由は他にあります。昔の学校の建物に図書館を併設し、
5,400冊あまりの本を提供しているということです。
キャンプ場に来た子供たちが自然に本に触れられる空間で、家族キャンププログラムや
子供向け体験プログラム、放課後子供教室、小さな図書館など、多様なプログラムが開設されています。

子供達が床に座って読書をしている。

代表的なプログラムは「読書三食」です。各種体験イベントや散歩を楽しんだ後、夕方からは作家との出会い、
ブックコンサートなどに参加することができます。
また、多様な読書奨励イベントにも参加したり、自由に読書を楽しむことができます。
キャンプ場の利用客向けのプログラムなので、希望する場合のみ自由に参加しても結構です。
小さな図書館では小中高生の自習室を開いたり、ウクレレや韓紙工芸など、地元住民のための
定期プログラムも実施しています。
キャンプ場を訪れる人々が増えるにつれ、物寂しかった村も活気を取り戻すようになりました。

グラウンドでキャンプをしている。
 

場所: 京畿道坡州市法院邑スリフルロ1315

お問い合わせ: +82-31-959-9506, 5050

ホームページ: pajubookcamp.com

営業時間: 14:00~翌日11:00

利用金額: 野営場 平日 20,000ウォン、週末 25,000ウォン