コラム

[10月] 秋を満喫する、京畿道の秋

作成者管理者日付10/08/2018


秋を満喫する、京畿道の秋

- 香り豊かな秋、華やかな絶景を楽しむ旅 -


野山が美しく彩る10月。ハンガウィ(秋夕)が過ぎ、朝夕と一気に肌寒くなってきましたね。いよいよ秋本番に変わりつつあります。味わい深い秋の香りが最も華やかになる時に京畿道を訪れ、秋色に彩る森林や散策路の上で心を込めて願い事をしてみましょう。

 


[秋の祈り]


1. 暖かい秋の祝福「華城南陽聖母聖地

聖母聖地で祈りをしている女性。

心から祈ってみたことはあるでしょうか。宗教がなくても、どこか切実で、どうしても答えが分からない時、人は自然と祈りたい気持ちになります。南陽(ナミャン)聖母聖地は、そんな切実な人々を温かく癒してくれる場所です。小さな心のロウソクに明かりをともし、森へ続く祈りの道を歩いてみましょう。分からなかった答えが自然と見つかるのではないでしょうか。一面に広がるまばゆいほどの秋の紅葉は、あなたのための祝福です。


紅葉に染まった聖母聖地の庭。

南陽聖母聖地は、丙寅
(ピョンイン)迫害の際に多くの無名の信徒が命を落とした場所ですが、歳月の流れと共に人々の記憶から忘れ去られていきました。そんな中、1991年に韓国カトリック最初の聖母巡礼地に指定され、再び注目されるようになりました。 毎日多くのカトリック信徒たちがこの場所を訪れますが、辺りは厳かな雰囲気が漂っています。 呟くように聞こえてくる祈りの声が自然と気持ちを落ち着かせてくれます。また、綺麗に整備された庭園や森林が、聖母の腕の中のようなくつろぎを与えてくれます。カトリック信徒でなくても、ピクニックがてら温かい秋の日差しを浴びながら、美しい紅葉を楽しんでみてもいいでしょう。近隣にある沙江(サガン)市場や済扶島(チェブド)一帯では、甘くてジューシーな旬のエビや新鮮な海産物を満喫することができます。

聖母聖地のマリア銅像。
 

場所: 京畿道華城市南陽邑ナミャンソンジロ112

お問い合わせ: +82-31-356-5880

ホームページ: http://www.namyangmaria.org

利用時間: 聖地巡礼プログラム 10:0016:30

入場料: 無料

 


2. イチョウの木の伝説「楊平龍門寺」


紅葉に染まった龍門寺の登山路を歩いている人たち。

大きな山並みと深い谷間に囲まれた龍門山(ヨンムンサン)は、昔から名山として人々の間で親しまれてきました。秋になると華やかに彩り、訪れる者を魅了します。その中でも最も美しい区間が、龍門寺(ヨンムンサ)の一柱門から始まるコースです。紅い柱の上に龍が舞い降りる一柱門は、俗世と寺を隔てる扉ではなく、まるで現実と夢の境目のような幻想的な総天然色の景色を演出しています。それだけではありません。秋色に染まる森の道を歩いて境内に入ると、大きな龍門寺のイチョウの木が迎えてくれます。

黄色に染まった龍門寺の全景。

高さ
42mの東洋で最も大きなこのイチョウの木は、樹齢が1,100年を超え、天然記念物第30号に指定されています。

龍門寺のイチョウの木には、たくさんの逸話が残されています。義湘(ウィサン)大師が持っていた杖がこの木になったという逸話や、新羅(シンラ)王朝の最後の太子である麻衣太子が国を失った悲しみから木を植えたという逸話まで。特に村人たちは、国に一大事が起こる度に木が音と出すと言って神聖視してきました。ご神木として崇められているイチョウの木の前で静かに祈ってみてはいかがでしょうか。樹齢1,000年以上の龍門山の守護神があなたの願いを聞いてくれるかもしれません。日常の喧騒を離れ気持ちをリフレッシュさせたいという方には、閑静なこの龍門寺でテンプルステイに参加することをお勧めします。


龍門寺の全景。
 

場所: 京畿道楊平郡龍門面ヨンムンサンロ782

お問い合わせ: +82-31-773-03797

ホームページ: http://www.yongmunsa.biz

利用時間: 常時

入場料: 大人 2,500ウォン、軍人・中高生 1,700ウォン、子供 1,000ウォン


 

[秋が訪れる道]


3. 秋の訪れを知らせてくれる「烏山禿山城道」


男性が禿山城道を歩きながら下を眺めている。

烏山(オサン)で一番最初に秋が訪れる場所、それが禿山城(トクサンソン)道です。京畿道三南(サムナム)道の第7道である禿山城道は、高く聳える禿山城から遺跡と都市のビル群を一望することができます。壬辰倭乱(文禄の役)の際に権慄(クォン・ユル)将軍の知恵で倭軍を打ち破った洗馬台(セマデ)や、先史時代の支石墓遺跡を通る歴史街道でもあります。禿山城道の中でも、禿山城から支石墓公園までの道が特にお勧めです。

禿山城に登る道は、比較的長い登り道になっています。

男性が犬を散歩している。

特に、禿山城の入口から宝積寺
(ポジョクサ)までが最も傾斜が急ですが、幸いにも木々が生い茂っており、涼しい秋風が吹きこんでくるため、それほど苦ではありません。長距離の山道は避けたいという方は、禿山城東門の駐車場まで車で登ることをお勧めします。禿山城の城郭にある宝積寺まで辿りつくと、視界が開けた伸びやかな眺望を楽しむことができます。遠くの東灘(トンタン)新都市から水原(スウォン)市内まで、周辺の街が秋色に染まるパノラマビューが広がっています。ここまで登ってきた甲斐がある、まさに絶景です。小ぎれいな境内とくねくね続く城郭をゆっくり歩きながら、秋の香りを楽しんでみてもいいでしょう。洗馬台森林浴場から下山する時は、舗装された急な坂道を降りる必要があるため、十分に気を付けるようにしてください。それでもここから烏山支石墓公園までは、なだらかな丘を1つ超えるだけです。支石墓公園は、先史時代の支石墓が都市のマンション群を背景に広がる異色の公園です。園内にある小屋や遊歩道から色濃く染まる秋の情緒を満喫してみましょう。


宝積寺の石塔。
 

場所: 京畿道烏山市紙串洞155

お問い合わせ: +82-31-8036-7608(烏山市文化体育観光課)

ホームページ:  http://www.osan.go.kr/osanCulture/contents.do?mId=0201000000

利用時間: 常時

入場料: 無料



4.豊かな秋の情緒広がる塩田道「始興ヌムネ道+ケッコルエコパーク」


ケッコルエコパークに立っている展望台。

ヌムネ道は、首都圏で山、野、海に出会える始興(シフン)市のエコなウォーキングコースです。美しい景色と歩きやすい道、そして人工的な要素を最小限に抑えた、そのままの自然が満喫できるのがヌムネ道の特長です。中でもケッコル(潮路)道は、京畿道唯一の内湾干潟の両脇に広がる昔の塩田の風景を眺めながら歩くことができるお勧めの道。シチメンソウやマツナなどの塩生植物が深みを増し、葦やススキが揺れる秋は、ケッコル道を歩くのに最適な季節だと言えるでしょう。お勧めのコースは、ケッコルエコパークに車を駐車し、葦原と復興橋(プフンギョ)を回って再度公園に戻ってくるケッコル道ハーフコースで、所要時間は約2時間です。


ケッコルエコパークを男性が歩いている。

ケッコルエコパークは、世界でも珍しい内湾ケッコルのある場所です。内湾ケッコルとは、内陸の奥に形成された入り江を意味します。このケッコルから海水が流入するため、塩田を作り、天日塩を生産するのに最適な条件だったと言えるでしょう。今では古い塩倉庫だけが残されていますが、一昔前まで大きな塩田があり、塩づくりが盛んに行われていたことが伺えます。きれいに整備された散策路を歩いていくと、アカテガニやアシハラガニなど、様々な生物を観察することができます。散策路が終わる地点にある6階建ての展望台に登ると、ケッコルエコパークを一望することができます。


黄色に染まった葦原を男性が歩いている。

場所: 京畿道始興市トンソロ287

お問い合わせ: +82-31-488-6900

ホームページ: http://www.siheung.go.kr/culture

利用時間: 常時

入場料: 無料


 

[秋に染まる森]


 5.色とりどりの華やかな秋の山城「広州南漢山城」


南漢山城を囲んだイチョウ。

南漢山城(ナムハンサンソン)は、京畿道でも有数の紅葉の名所です。美しい景色と華やかな紅葉が調和を成す他、登山路や城郭がきれいに保存されており、秋の山として広く親しまれています。公共交通機関を使ってもアクセスしやすい他、レストランがたくさんあるのもお勧めのポイントです。

城郭の長さが12kmに達する南漢山城には、全部で5つの登山路が形成されています。中でも第1コースは南漢山城の城郭の美しさが一番満喫できるコースです。山城鍾路(チョンノ)ロータリーを出発して北門と西門を経て、南門に降りてくるコースで、比較的なだらかで気軽にウォーキングを楽しむことができます。

秋の紅葉に色付く南漢山城を女性が登っている。

秋には鍾路ロータリーの横にある枕戈亭(チムクェジョン)一帯をイチョウの木が黄色く染め上げます。また、西門から守護将台に続く道では、冠岳山(クァナクサン)、北漢山(プッカンサン)、道峰山(トボンサン)をバックにソウル市内が見渡せるため、くねくねした城郭の外に広がる圧巻の絶景を楽しむことができます。第4コースは秋の紅葉が満喫できるコースで、南門から南将台(ナムジャンデ)址を過ぎ、東門に続くコースです。ここからは秋の紅葉に色付く南漢山城の絶景を満喫することができます。色彩豊かな紅葉と絶妙なハーモニーを奏でる城郭を歩いていると、いつの間にか秋の趣にどっぷり嵌ってしまうはずです。


南漢山城からの眺めを写真に残している登山客。
 

場所: 京畿道広州市南漢山城面山城里一帯

お問い合わせ: +82-31-760-2468(広州市文化観光課)

ホームページ: https://www.gjcity.go.kr/tour/contents.do?mId=0101010100

利用時間: 常時

入場料: 無料

 


6. 京畿道の秋の紅葉名所「高陽北漢山城」


高陽北漢山城の絶景。

北漢山城(プッカンサンソン)を染める秋の紅葉が一番きれいに見れるのが、高陽(コヤン)ヌリ道第1コースの北漢山ヌリ道です。大きな岩の峰々が並ぶ北漢山の絶景を眺めることができるコースで、頂上を目指す道でなければ、普段着でも華やかな山城の紅葉を十二分に満喫することができます。水筒とお弁当を持っていけば尚良し。

花崗岩の峰々が高く聳える北漢山は、どこから見ても絶景を誇るまさに、名山と言えるでしょう。北漢山ヌリ道は、この魅力溢れる北漢山の麓に沿ってできたウォーキングコースです。スタート地点は北漢山城の入口で、北漢山ドゥルレ道と重なっています。

岩山を登山客が登っている。

北漢山城探訪支援センターを過ぎると分かれ道に差し掛かりますが、左側にある木製の橋
(ドゥルレ橋)を渡ると、ヌリ道が始まります。ドゥルレ橋から眺める北漢山の風景も見逃せません。元暁峰(ウォンヒョボン)、白雲台(ペグンデ)、万景台(マンギョンデ)の秋の紅葉が目の前に広がります。右側のコースは北漢山城に登る道で、この道からは本格的な登山が始まります。1時間ほど登ると、大きな岩の間に佇む元暁庵(ウォンヒョアム)や北漢山でも特に景色が良いとされる元暁峰(ウォンヒョボン)が現れます。険しい山道ですが、美しいパノラマビューの絶景が登山の疲れを癒してくれるでしょう。


仏の仏像にお祈りしている男性。
 

場所: 京畿道高陽市徳陽区テソムンギル375

お問い合わせ: +82-31-8075-4384(高陽市緑地課)

ホームページ: http://nuri.goyang.go.kr

利用時間: 常時

入場料: 無料