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コラム

[コラム] [6月] 歴史と自然が息づく漣川

京畿道の最北端にある漣川(ヨンチョン)郡は、少し聞きなれない地名かもしれません。韓国人でも軍人として漣川に配属された男性ぐらいしかよく知らない場所だと言えるでしょう。 しかし、漣川は知ってみるととても魅力的なところです。旧石器時代から人が住み始め、1000年前には3つの国の国境地域となり、現在は北朝鮮に隣接する地域として歴史的遺物を多く保有しています。さらに四方が山に囲まれた広大な平野と広く深い川、澄んだ水など、優れた自然環境を誇っています。歴史と自然が息づく漣川にさっそく出かけてみましょう。 1. 歴史が息づく漣川 *全谷里先史遺蹟址...

[コラム] [6月]富川博物館巡り

博物館と言えば、たくさんの展示品がある少し重苦しい雰囲気の場所というイメージがあるのではないでしょうか。京畿道・富川(プチョン)市には、そんな博物館のイメージからはかけ離れた、ユニークな体験や見物ができる博物館があります。それでは早速、富川の博物館巡りに出発してみましょう。  《ヨーロッパ磁器博物館》 ヨーロッパ磁器博物館は、ヨーロッパ陶器やアンティーク調の雑貨が展示されている場所です。ヨーロッパ初の陶器であるドイツの「マイセン」からオーストリアの「ロイヤルウィンナー」、イギリスの「ウェッジウッド」など、ヨーロッパを代表する陶器ブランドを鑑賞することができます。主にティーカップが展示されていますが、大きな陶器作品もあります。白磁にコバルトブルーの模様が描かれた「ツヴィーベルムスター」やゴールドカラー、ディープブルー、イエロー、ピンクなどの華やかな陶器まで様々な陶器が展示されています。 また、館内では、自分だけのオリジナル陶器を作ってみることもできます。「転写絵付」は、誰でも簡単にオリジナルの陶器が作れる方法です。まず、白いシートに下絵を描いた後、陶器用色鉛筆で色を塗ります。その後、無地のマグカップにシートを裏返して貼り付け、特殊な機械を使って絵をマグカップにプリントします。 10人以上の団体の場合は、陶器の上に特殊顔料で絵を描く「ポーセリンペインティング」体験に参加することもできます。少々難易度が高いですが、繊細な表現まで描くことができるのが魅力です。...

[コラム] [5月] 京畿道マッコリ旅

春爛漫の新緑の季節、5月。昼間は暑く感じられる、そんな日が続いていますね。日差しの強い昼間は冷たいビールが飲みたくなりますが、韓国でしか味わえないお酒を飲んでみるのはいかがでしょうか。マッコリは韓国の伝統酒の中でもアルコール度数が低く、甘みがあるため、お酒の苦手な人でも飲みやすいお酒として脚光を浴びています。 マッコリとは? マッコリはお酒の色が濁っていることから濁り主とも呼ばれています。お米、麦、小麦粉などの穀物を蒸した後、麹と水を混ぜて一定の温度で発酵させたお酒で、蒸留過程を経ずにすぐに漉して飲むことからマッコリと呼ばれるようになりました。乳酸菌や食物繊維、ビタミンBなどが豊富で、消化や美容、ダイエットに効果的だとされています。昔は農村でよく飲まれていたお酒でしたが、10年前から様々な味のマッコリが登場し、若者の間で人気を集めるようになりました。 マッコリは大きく生マッコリと殺菌マッコリに分かれます。殺菌マッコリは熱処理したもので、中にある細菌をすべて死滅させるため、長期間の保管が可能ですが、味や香りは劣ります。生マッコリは酵母や乳酸菌が生きた状態で入っているため、健康にとてもいい半面、殺菌マッコリに比べると賞味期限が短いため注意が必要です。 京畿道の各地域のマッコリ...

[コラム] [5月] 水原で韓国の伝統を体験する3つの方法

水原(スウォン)は、京畿道を代表する観光スポットです。水原にはソウルにある朝鮮王朝時代の王宮に並ぶ、世界文化遺産にも指定された「水原華城(スウォンファソン)」があるためです。そのため、水原を訪れる観光客のほとんどが水原華城と華城内にある別宮「華城行宮(ファソンヘングン)」に立ち寄っていきます。しかし、水原華城周辺で実施されている韓国の伝統体験プログラムはあまり知られておらず、立ち寄っていくだけの人がほとんど。実際に体験してみる旅行の方が長い間旅の余韻に浸れるのは間違いありません。今回のコラムでは旅の素敵な思い出が作れる3つの体験プログラムをご紹介します。 1.韓服を着て朝鮮王朝の別宮を歩く 数年前から韓服を着て古宮や韓屋に行き、写真を撮るなどの体験プログラムが人気を集めています。さっそくここでも韓服を着て水原華城にある別宮「華城行宮」を歩いてみましょう。韓服を着た人は入場料がただになるのもうれしいですね。 水原華城内にある別宮「華城行宮」の周辺には韓服レンタルショップが数件立ち並んでいます。その中でも「チャングミ工房」というお店は、華城行宮のすぐ近くにあり、見つけるのも簡単。このチャングミ工房には一般的な韓服からフュージョン韓服、簡易韓服、妓生韓服まで、多種多用な韓服が置かれていますが、特に唐衣が多数取り揃えられているのが特徴です。唐衣とは、朝鮮時代、宮中や両班家の女性たちが着ていた礼服を指します。普通のチョゴリに比べて2~3倍長く、両脇の下から開き、下まで流れ落ちた形をしています。身分の高い人ほど華やかな物を着用していましたが、王妃や公主の唐衣には中央や肩、袖端に刺繍や金箔が施されていました。 この場所は、華城行宮からすぐ近くにあるため、華城行宮を訪れる観光客が多く来店すると言います。来店客のうち、外国人の割合が約4割を占めるほど、外国人観光客に人気だとか。韓国人は主にフュージョン韓服を選びますが、外国人のほとんどは伝統的な韓服を選ぶそうです。もし華城行宮に行くのなら、唐衣を試着してみることをおすすめします。宮中で着用されていた衣装なだけに、気品があり、とても華やかな仕立てとなっています。...

[コラム] [4月]京江線に乗って驪州の旅

驪州(ヨジュ)は京畿道(キョンギド)に属するものの京畿道の西の端にあるため、交通網が比較的発達しておらず、これまで観光客が訪れにくいという印象がありました。しかし2016年10月に京江線(キョンガンソン)が開通し城南から40分で着く首都圏内の地域へと変貌しました。今回のコラムでは電車で行く驪州の観光スポット巡りをご紹介いたします。 驪州5日市 驪州は漢江(ハンガン)の上流にある南漢江が流れる場所で、船が主な運送手段であった朝鮮時代には、物流が盛んな町として栄えました。驪州の港から他の地域で生産された特産品がソウルに集まり、良質なお米や魚が王様に届けられたため、早くから市場が開設されたと言います。 驪州5日市は、驪州(ヨジュ)駅からさほど遠くない場所で開かれます。驪州5日市は、常設市場で開かれますが、5日ごとに市場の入り口に露店が出店し、市場はさらに活気づきます。5日市は5日ごとに開かれる市で、大都市ではない地域ではよく見られる市場の形態です。驪州5日市は、毎月5と10で終わる日に開かれ、果物や野菜、穀物、海産物、雑貨など、多種多用な品物が販売されます。また、驪州5日市は、京畿道で2番目に大きな市で、昔ながらの市場の風景を楽しむこともできます。市場の随所でおでんや天ぷら、パン、ホットクなどの屋台グルメを堪能することができる他、豚足やうなぎ、クッパなどのグルメを楽しむことができます。 驪州5日市は、常設市場であるハングル市場で開かれますが、この場所がハングル市場と名付けられたのは、韓国で使われる言語「ハングル」を作った世宗大王の王陵があるためです。そのため、ハングル市場には世宗大王の銅像やハングルの形をした表示板が置かれています。...

[コラム] [4月] 春花祭り

春の香り漂う4月。春と言えばやっぱり花ですね。4月になると春の花が開花し、どこに行ってもきれいに咲き乱れる花を見ることができます。今回はその中でも特に美しいとして知られるおすすめスポットをご紹介。春にしか味わえない幸せを感じに、とびっきりの花祭りへ出かけてみませんか? エバーランドチューリップ祭り 4月。テーマパーク「エバーランド」では、チューリップの花が咲き乱れる別世界が一面に広がります。一年中イベントが行われるエバーランドでも特に人気のチューリップ祭りは、1992年から始まりました。 今年で25周年目を迎えるチューリップ祭りは、100万本のチューリップをはじめ、水仙やムスカリーなど100種類120万本の春の花が咲き誇ります。今年のお祭りでは、黄色のベースに赤い模様が花火のように舞い上がるチューリップの女王「ホーランドクイーンチューリップ」を見ることができます。また、1枚の花びらに2色以上のグラデーションが美しく彩られた30種類あまりの新種のチューリップもお目見えする予定。チョコレートカラーの花びらの先が黄色くなった「ドーベルマンチューリップ」はドイツの名犬ドーベルマンを思わせることから名づけられたといいます。 チューリップ祭りのメイン会場「フォーシーズンズガーデン」では、1万㎡の敷地に色とりどりの花が咲き乱れます。ジャイアントフレーム、ジャイアントチェア、ビックカメラをはじめ、ビックフラワーやウエディングマーチ、花のブランコなど20のテーマからなるフォトスポットが設けられ、物語の主役になったようなロマンチックな気分を味わいながら思い出に残る写真を撮影することができます。...

[コラム] [3月] ドラマ「侘しく燦爛な神・鬼(トッケビ)」のロケ地巡り

2016年の年末から2017年の初旬にかけて韓国で大きな反響を得たドラマ「鬼(トッケビ)」。「トッケビ」は、人の姿をした韓国固有の神を意味します。ドラマ「鬼(トッケビ)」では、不滅の生を終わらせたいトッケビと記憶喪失の死神、トッケビの新婦を自称する少女にまつわる物語です。「コーヒープリンス」で一躍有名になった俳優のコン・ユが主人公「トッケビ」役で出演。韓国だけでなく、台湾や香港、シンガポールで同時放送され、話題を集めました。日本では3月17日から放送されています。今回のコラムでは、ドラマ「鬼(トッケビ)」のロケ地を巡る旅をご紹介。まだドラマを見ていない人でも十分楽しめる魅力たっぷりの内容となっています。 通称「韓国のケベック」- 坡州(パジュ)・ジノカフェ ドラマに登場するトッケビは家から出るだけで好きな場所に瞬間移動できる能力を持っています。そんなトッケビとヒロインが韓国を出てよく訪れたのがカナダのケベック。ドラマで登場するケベックのレストランは、実際はケベックではなく韓国にあるもの。ドラマに登場するこのオシャレなカフェは、ソウルの北西にある坡州という場所にあります。 扉を開けて店内に入った瞬間、まるでケベックに来たかのような錯覚に陥ります。壁面には中世時代の絵画がずらりと掛けられており、異国情緒あふれるインテリアが目を引きます。また自然光とやさしい黄色の照明が重なり、温かみのある雰囲気を醸し出しています。アンティーク調の家具や暖炉、シャンデリアがヨーロッパの宮殿の応接間を連想させます。店内にあるグランドピアノには日が差し込み、幻想的な雰囲気まで醸し出しています。このグランドピアノは誰でも弾いてみることができるそうです。...

[コラム] [3月] 一足早い春を楽しもう

3月。春の始まりですね。3月の初旬はまだまだ肌寒く、春の訪れを感じるには早い気もします。そんな3月にちょっと早い春が楽しめる観光スポットがあります。ソウル近郊の果川(クァチョン)で春の訪れを満喫してみてはいかがでしょうか。 遊園地に咲き誇る春の花 – ソウルランド「ちょっぴり早い春花パーティ」 果川にあるテーマパーク「ソウルランド」は、全国のテーマパークの中でもいち早く春の花が楽しめる場所です。春というにはまだ早い2月15日から春花まつりが始まりますが、通称「ちょっぴり早い春花パーティ」のイベントでは、「フランキーフラワーガーデン」という温室庭園が一般公開されます。ソウルランド正門入り口を入って前へ進むと目の前に、フランキーフラワーガーデンが広がります。このガーデンには、ハーブやシクラメン、水仙、チューリップ、山茱萸(サンシュユ)、レンギョウ、梅の木など、韓国の春を代表する花や樹木が植えられており、淡い春の息吹を感じることができます。また、アマゾンや南米、オーストラリア、アフリカに生息する多種多様なカエルたちが春の訪れを知らせてくれます。...

[コラム] [12月] 京畿道の異国情緒あふれる旅

12月は寒い季節ですが、心はどこか温かくロマンチックな雰囲気が感じられる季節でもあります。12月に入ると全国各所で華やかなイルミネーションが夜空を彩り、年末の多種多様なイベントが開催されます。12月にぴったりの異国情緒あふれる旅にいざ出発! エーデルワイススイステーマパーク エーデルワイススイステーマパークは、スイスをモチーフにしたテーマパークです。丘の上にあるこの場所は「韓国の小さなスイス村」と呼ばれています。それほど大きくないこじんまりとしたテーマパークですが、パステルトーンの色とりどりの建物や各種作品が展示されており、若者たちのデートスポットとして人気を集めています。 この場所は、年間を通じて訪れる者を魅了させますが、冬の季節になるとアルプスを思わせる風景が広がり、さらに美しい景色が演出されます。 フランスの近衛兵のコスチュームを着た守備兵が来場者を迎えるスイステーマパークは17のテーマ館で構成されています。博物館の1階にはフォトコーナーが、2階には展示会場があり、屋外庭園を通って再度1階に下りてくる導線となっています。...
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